楽園王2017


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楽園王とは? 楽園王は一世紀続けることを目標の一つにしている劇団です。100年。現在は演出家で劇作家でもある長堀博士の作品を上演する目的で活動をしていて、昨年には25周年を迎え、2017年、26年目に突入しています。でもまだ1/4世紀です。先は長い。楽園王、ゆくゆくは新しい後継者を中心に世代交代をして、次のフェーズへと入りたいと考えています。その為、優れた演劇人を輩出する活動にも力を入れていて、ワークショップなど公演以外の活動にも力を注いでいます。

ただ、新しい段階に、なんて、まだまだそれは先の話でしょうか、今はまだ「人の心の闇=病み」を描き、その迷路感から「エッシャーの絵の中に紛れ込んだよう」と言われる長堀作品を中心に公演をします。音楽的な美しい言葉使いの「句読点ずらし」など、特徴的な演出による独特の舞台作品を発表して参ります。あらためまして、どうかよろしくお願いいたします。

「百年ここにいるよ」 …いつだってその隙間を覗いてみれば演劇のセカイにはいつも私たちがいます。もし、少しでも琴線に触れるところがありましたら、ぜひ劇場にてお会いしましょう。いつも応援して下さる方へ、5年か10年前に一度だけ観たことがあるって方へも、26年前に生まれた方、その時にはまだ生まれていなかったって方へも、26年前に田端にあった旧々々ディプラッツに居合わせた方もいるかもしれませんね、皆さま、どうかよろしくお願いいたします。支えてくれた仲間へ、心からの感謝の気持ちを込めまして。本当に心から心から。回り道して最後には目的地に辿り着きます。

はい、2017年になりました。楽園王26年目に突入しています。昨年の25周年は久しぶりに長堀執筆作品も多く上演した年になりましたが、本年は様々な演劇祭への参加の形で古典戯曲や文学作品の新演出作の上演が中心です。楽園王の長堀は演出家として過去に二度の賞をいただいておりますので、あるレベルの上演にする責務があります。プレッシャー。演出という、作家への敬愛と批評性、その相反する気持ちを持ちながら、いつもながらの良作を上演したいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。言葉の海へようこそ。耳から入ってくる迷宮。手を伸ばした先に触れるのは、はたして・・・

長堀博士


最新の公演

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@日暮里d-倉庫


別役実「正午の伝説」

現代劇作家シリーズ7:別役実「正午の伝説」フェスティバル



|構成/演出 長堀博士 
|出演 政井卓実 大畑麻衣子 色鳥トヲカ(劇団Яeality) 瀬戸ゆりか

26年目に突入した楽園王の2017年の最初の1作品。日暮里d-倉庫での「現代劇作家シリーズ」参加も今回で連続6回目、作品は別役実の不条理劇「正午の伝説」をお送りします。別役作品は楽園王にとっても特別な作家作品、26年前に長堀博士の作品を上演する目的でスタートした楽園王が、出場した「利賀演出家コンクール」の課題戯曲として初めて手掛けた古典戯曲が別役実の「マッチ売りの少女」でした。その稽古での手応えや、上演での評価が、のちの古典戯曲をレパートリーに加えるカンパニーとしてのきっかけになりました。実は楽園王の、観たことがある方にはお馴染みの例の話法は、この初めて手掛けた別役作品の稽古から始まっているのです。思い返せば不思議なことに、自分が書いた戯曲ではない作品の初めての演出で、自分が書いた作品よりも「自分の作品を作っている」という実感を得られたことは、その後の楽園王の方向性を定めるのに大きな出来事でした。今回、そんな別役作品の新しい戯曲を手掛けることには、何か特別な気持ちを持っています。楽園王、25周年だった昨年が、特に後半には長堀作品ばかりを上演してきましたが、本年は優秀演出家賞などもいただいている演出家としての長堀博士の手腕をお見せするため、古典戯曲ばかりを上演する計画です。まずは前半戦、4月の「現代劇作家シリーズ」参加公演、6月の「チェーホフフェスティバル」参加公演、7月には「東京バビロン演劇祭」参加にてそれぞれ古典戯曲を上演します。楽園王らしい独特のテイストを加えた、現在進行形の現代的な上演としたい構えです。ぜひ、今年の楽園王もどうぞよろしくお願いいたします。まずは、これ、別役実の「正午の伝説」、ちょっと面白く行きますね。不条理劇ですので手触りは喜劇、でもその裏には・・・ ぜひぜひお越しください。

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政井卓実

5月25日生まれ、双子座、血液型はたぶんA型、相性とかよくわかりません。(と言いたい) 福島県出身。

楽園王には2007年『台詞劇白鳥の湖』(再演)で初参加。以降、多くの楽園王作品に出演。本年秋には京都の下鴨車窓『冬雷』への出演が決まっている(東京公演あり)。
「気がつけば初参加から10年、おそろしいです。いつものように、いつも以上に。」

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大畑麻衣子

1月14日生まれ、牡羊座。血液型はB型。相性がいいのはねこ座のねこ型(自己申告)。静岡県出身。

バレエなどダンスで舞台に係わっていたところ、1998年の楽園王『ALiCEの蔵書』にて役者として初舞台。以来、楽園王の主要な作品の多くに出演し、また、様々な劇団で活動をしている。別役作品は楽園王の『マッチ売りの少女』、サニーサイドシアター企画公演『トイレはこちら』に続いて、三作品目。7月公演の楽園王『マッチ売りの少女』の再演にも出演の予定。
「奇をてらうことなく、真面目に真摯に取り組みます。」

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色鳥トヲカ

5月16日生まれ、おうし座。血液型はA型。相性がいいのはたぶん水瓶座のO型(自己申告)。東京都出身。
劇団Яeality所属。

楽園王には、昨年のワークショップを経て、年末の25周年公演『図書幻想』に出演、今回が二作品目になる。中学・高校時代に演劇部に所属しており、その同期であった劇団Яeality主宰から声をかけられ劇団の旗揚げに参加。以後、現在に至るまで舞台を中心に活動を続ける。
「素敵な方々とご一緒させていただけて大変恐縮です。この作品とさまざまなご縁に感謝しながら精一杯演じることができればと思っております。」

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瀬戸ゆりか

6月14日生まれ、双子座.。血液型はB型。相性がいいのはたぶん水瓶座のA型(自己申告)、富山県出身。

楽園王には、昨年のワークショップ参加から今回が初出演。富山出身で利賀などで観劇をする経験が多く、三年前に上京して俳優座の養成所にて演劇を学んだ。でもアングラ演劇好き。6月には「日本のラジオ」への出演も決まっている。
「はじめて関わる別役さんの作品です。心を尽くしてぶつかりたいと思います。」

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